プロの印刷屋の独り言

印刷のプロから見た印刷業会のことや印刷トラブル、印刷技術情報などをお伝えします。

印刷物の商品名は色々あるけど全部一緒なのです。

印刷通販のサイトを見ると、どこの会社も
 
チラシ、フライヤー、カタログ、パンフレット、リーフレット
名刺、DM、カード、ハガキ、ポスター、チケット等の商品名で分けてあります。
 
 
それは印刷物を頼みやすくするためと、
料金を明確にするためなのですが、
実は商品名の違いは印刷する用紙が違うだけなのです。
 
 
厳密に言うと用紙の種類と厚みとサイズですが、まあ用紙が違うだけですね。
 
 
そのことに気がついている方は非常に少ないと思いますが、
商品名は使用する用途(目的)によって名前を付けています。
 
 
印刷する現場の人間にとって商品名は、あまり関係ありません。
絵柄(CTP版)と用紙が合ってればそれで良いのです。
 
 
例えば、
名刺、カード、ハガキなどは160kg~220kgの用紙が適しています。
チラシ、フライヤー、ポスターなどは70kg~135kgの用紙が適しています。
 
通販サイトで色々商品名がありますが、
名刺とハガキは大きさが違うだけで、使用する用紙は同じです。
チラシとフライヤーも使用する用紙は同じです。
 
同じ用紙指定ならば一緒に付け合わせて印刷できます。
これをギャンギング*1と言います。
 
 
 
要するに印刷物は
商品によって絵柄(デザイン)が違う。
商品によってサイズ(大きさと形状)が違う。
商品によって用紙の種類が違う。
違いはこれだけです。
なので、同じ用紙ならば一緒に印刷ができます。
 
 
大きな用紙を機械機に通してインキを乗せるだけです。
印刷後に必要な大きさに切り分けて、必要ならば折ったりします。
 
 


印刷物の商品名は違っても印刷自体は全く同じです。
口説いようですが、
単純に大きな用紙を印刷機械に通して絵柄の通りにインキを乗せているだけです。
 
 
 
印刷物の商品名は色々あるけど全部一緒という意味です。

*1:クライアントや商品が違っても同じ用紙、インキならば一緒に配置して印刷すること。刷版代が安くできるのが特徴です。