プロの印刷屋の独り言

印刷のプロから見た印刷業会のことや印刷トラブル、印刷技術情報や印刷通販の選び方などをお伝えします。

紙には目があるって本当?

本当です。

紙には目があるのです。

 

 

紙には流れ目と言う目があります。

縦目横目、それに斜め(嘘です、斜めはありません。)

 

 

ちょっと検索すれば

用紙の流れ目についての説明はたくさんありますので、

割愛します。

 

 

でも、その目がわかったところで

どう区別するかはあまり紹介されていません。

 

 

 

本(書籍)の場合や後加工(折加工)のある場合は
流れ目は合わせておかないといけません。
とまあ、これくらいの説明はありますね。

 

 

印刷通販利用している方で

紙の目を意識している方は余りありません。

 

と言うより、

意識していても、そもそも流れ目の指定ができない

印刷通販会社がほとんどでしょう!

 

その理由は

本(書籍)や折加工のあるものは以外の

印刷物では特に気にすることは無いからです。

 

 

しかし、プロの印刷屋さんでも迷うのは

名刺とハガキです。

 

どちらでも良いといえば良いのですが、

その証拠に

お手持ちの名刺(自分のと交換した他の人の数枚)を

確認して見てください。

 

 

流れ目の確認方法は

手で名刺の両はしを挟み、軽く折曲げてください。

長い方と短い方の両方同じ力で曲げてください。

軽く曲がる方と平行に目が通っています。

 

 

数枚確認すればわかると思いますが、

色々混ざっていると思います。

 

 

流れ目は指定しないと印刷会社任せになります。

どちらの目になるかは使用する用紙の種類で違ったり、

面付けの都合だったり、色々です。

 

 

指定しない限り、どちらの目で仕上がってきても

クレームはつけられません。

 

流れ目は特に決まっている訳ではありませんが、

名刺やハガキの場合は

長い方と平行にしておく方が無難だと思います。

 

 

その方が、用紙が薄くてもしっかりします。

 

 

ちなみに

官製はがきはしっかりする長い方にしてあります。

 

 

流れ目を意識して印刷物を見てください。

印刷物の世界観が変わるかもしれませんね。