プロの印刷屋の独り言

印刷のプロから見た印刷業会のことや印刷トラブル、印刷技術情報や印刷通販の選び方などをお伝えします。

レーザーカラープリンターとオフセット印刷の色が合わない。

自社に導入しているレーザーカラープリンターと

外注に出したオフセット印刷との色が合わないトラブルがよくあります。

 

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印刷通販各社に同じデータで同じ条件の仕事をお願いして、

比較したことがないので、憶測でしか言えませんが、

どこにお願いしてもぴったりと色が合うことは無いと思います。

 

お客さん(印刷会社)のところで出力したカラープリンターと、

出力したデータとを一緒に入稿され、

そのカラープリンターに色を合わせて印刷してほしいと、

事前にそう言って頂くと、

当社でそのプリンターに近づくようにデータを修正して印刷します。

 

いつも同じ傾向ならば、ドットゲインカーブを用意して

そのカーブでCTP出力します。

 

ほとんどの場合、

お客さんのプリンターには色が合いません。

 

それなのに、自社のプリンターで色校正代わりにして、

校了を取られます。

 

せめて簡易校正で済ませたいのなら、

印刷する印刷会社のプリンターで出力してほしいものです。

 

現在はほとんどの印刷会社は

CMSを導入しており、簡易校正(カラープリンター)と

印刷の色を合わせていると思います。

 

簡易校正はレーザーカラープリンターではなく、

インクジェットカラープリンターが主流です。

 

レーザーカラープリンターは

毎日キャリブレーションを取っても、

その日の温度や、湿度等で微妙に色が変わります。

特にハイライト部分は問題ありです。

 

特に色の許容範囲が狭い仕事では、

プリンター色校正では色が若干違うのと、

実際に印刷する紙ではなく、専用の用紙なので、

やはり本機色校正をする方が、間違いないでしょう。